≪ベイコート俱楽部≫五感で楽しむ春散歩
思い立ったら出掛けよう。心に刻まれる特別な出会いを求めて。
<目次>
・東京ベイコート倶楽部から巡る 新たな息吹を感じる街
・横浜ベイコート倶楽部から巡る 春満喫の散策ルート
・ラグーナベイコート倶楽部から巡る 海と山、癒しの絶景
・芦屋ベイコート倶楽部から巡る 街に溶け込む瀟洒な店
東京ベイコート倶楽部から巡る 新たな息吹を感じる街
東京オリンピック・パラリンピックを2021年に開催し、あらためて世界に向けて都市の魅力とポテンシャルを示した東京。春風に旅情をくすぐられたら、歴史や文化と調和しながら、常に進化し続ける街を体感する散策に出掛けてみたい。
東京ベイコート俱楽部を出発し、まずは銀座へ。江戸時代に設立された銀貨幣の鋳造所をその名のルーツとし、ハイブランドが集うショッピング街として知られる銀座。400年以上の歴史を刻む街であるが、ランドマークの時計台の改修が進められるなど、街は常にバージョンアップを重ねている。買い物を楽しみながら晴海通りを歩き、東京ミッドタウン日比谷を経て日比谷公園へ。春にはフジやハナミズキに彩られる都会のオアシスで、小休憩をするのもいいだろう。
日本初の洋風公園として1903(明治36)年に開園した日比谷公園。四季折々の花、公園のシンボル「大噴水」などが心を癒やす。
街の進化にふれるなら、2020年夏にリニューアルした渋谷のミヤシタパークは欠かせない。旧・宮下公園の跡地にできた低層複合施設は、全長330mにわたってバラエティに富んだテナントが集まる。スケート場やボルダリングウォールなど、渋谷のストリートカルチャーを感じられるスポットもあり、各々の楽しみ方ができるはずだ。
「個性的な公立公園」としてリニューアルを遂げたミヤシタパーク。北街区と南街区に分かれ、ハイブランドからストリートブランド、カフェやレストランなど幅広くそろう。
ホテルに戻る前には、観劇をはさんで旅の思い出を色濃くするのも一興。2021年9月、有明に劇団四季の新たな専用劇場「有明四季劇場」が誕生したことも記憶に新しい。ミュージカルの王者「ライオンキング」を観れば、春からの一年の英気が養われるだろう。

撮影:荒井 健
有明四季劇場 東京都江東区有明2-1-29
TEL:0570-008-110(10:00~17:00)
https://www.shiki.jp/applause/lionking/
大型ショッピングモールがある有明ガーデンの一角に誕生した「有明四季劇場」。こけら落とし公演「ライオンキング」がロングラン上演中だ。
横浜ベイコート倶楽部から巡る 春満喫の散策ルート
みなとみらいの新たなランドマークとして、着実に存在感を高めている横浜ベイコート倶楽部。徒歩圏内に観光スポットが点在し、港町・横浜を十二分に満喫できるロケーションが魅力だ。
これからの季節は、春色に染まった公園や景勝地を結ぶように散策を楽しみたい。ホテルからすぐの、みなとみらい21地区のさくら通りは、その名の通り約500mにわたりソメイヨシノの桜並木があり、県内でも有数の花見スポットとなっている。
横浜ランドマークタワーとパシフィコ横浜を結ぶ全長約500mのさくら通り。通りの両側に約100本のソメイヨシノが植えられている。
広大な芝生に腰を下ろし、のんびりと桜を愛でるなら、パシフィコ横浜の屋外エリアにある臨港パークへ。パークからは横浜港を臨むこともでき、フォトジェニックな写真撮影も楽しめるに違いない。
みなとみらい地区最大の緑地「臨港パーク」。横浜ベイコート俱楽部に隣接しているので、気軽に散策へ出掛け、花を愛でたり、芝生広場などでゆっくり過ごしたりできる。
臨港パークから横浜赤レンガ倉庫を経て、山下公園方面へ30分ほど歩けば、異国情緒あふれる横浜中華街へアクセスできる。それぞれ意匠に特徴のある牌楼にはいわれがあり、歴史や文化を探りながら賑やかな街を巡るのも楽しい。
600軒以上の店が軒を連ね、世界最大級の規模を誇る横浜中華街。グルメだけでなく、ショッピングなども満喫できる。個性的な牌楼の歴史を巡りながら、写真におさめたい。
なお、3月下旬から6月上旬にかけて、みなとみらいや山下公園など、横浜の街に咲く花々をリレー形式で楽しむ「ガーデンネックレス横浜」が開催。散策コースの参考にするのもいいだろう。
ガーデンネックレス横浜
※みなとエリア(山下公園・港の見える丘公園ほか)、里山ガーデン(よこはま動物園ズーラシア隣接)、横浜市全域で開催
TEL:050-5548-8686(NTTハローダイヤル、案内は6月13日まで)
https://gardennecklace.city.yokohama.lg.jp/
ラグーナベイコート倶楽部から巡る 海と山、癒しの絶景
渥美半島の根元、海と山の絶景を身近に楽しめる地にあるラグーナベイコート倶楽部。ドライブコースを工夫すれば、色彩のコントラストが爽快な海の眺望と、マイナスイオンに満ちたすがすがしい山の魅力をあわせて楽しむことが可能だ。
ホテルから進路を西に取り15分ほど、まずは三河湾に浮かぶ竹島から旅路を始めたい。
蒲郡市のシンボルでもある「竹島」。外周約680mの小島には固有の植物が自生し、国の天然記念物に指定。島内にある八百富神社を含め、パワースポットとしても知られる。
本土とは異なる独自の植物体系をもち、島全体が国の天然記念物に指定されている竹島。対岸から桟橋でアクセスすれば、開運・安産・縁結びの神を祀る八百富神社にたどり着く。海風を感じながら島内を歩くのもいい。貴重な島を満喫した後は、国定公園や県立公園も立地する新城市へ向かおう。こちらでは、日本初の立軸式水車発電所として機能している長篠堰堤は見逃せない。幅100mに広がる流水は迫力満点で“三河のナイアガラ”とも呼ばれている。新城の自然を前進で感じるなら、森の中に仕掛けられた吊り橋や足場などを巡るアクティビティ「フォレストアドベンチャー・新城」がうってつけだ。
フォレストアドベンチャー・新城
愛知県新城市大海谷下66-1 新城総合公園内
TEL:090-7033-0446
https://www.fa-shinshiro.com/
「フォレストアドベンチャー・新城」では、森をそのままの形で生かしながら、足場や階段、吊り橋などを配置。樹間をわたりながらゴールを目指すアクティビティが楽しめる。
体力にあわせたコースが用意されているので、体を動かしつつリフレッシュできるだろう。
芦屋ベイコート倶楽部から巡る街に溶け込む瀟洒な店
六甲山を背景に、落ち着きのある住宅街が広がる芦屋。芦屋ベイコート倶楽部を起点とした春旅は、セレブリティの情景を集める街の気まま散策を提案したい。芦屋といえば谷崎潤一郎の小説「細雪」の舞台にもなるなど、多くの文化人を魅了した街。温暖な気候もこれからの旅を後押ししてくれるだろう。
芦屋らしい街巡りを楽しむなら、瀟洒な専門店を訪れたい。たとえば紅茶専門店として長い歴史を刻む「Tea Saloon MUSICA」は、遠方からも紅茶好きが通う名店。厳選された茶葉で煎れる紅茶を、ケーキとトーストとともにじっくりと味わおう。
Tea Saloon MUSICA
兵庫県芦屋市宮塚町12-24
TEL:0797-38-8677
https://musicatea.net/tea-saloon-musica/
1952(昭和27年)に創業した紅茶専門店「MUSICA TEA」のカフェ。こだわりの紅茶や、茶葉を煮込んで抽出するシチュードティー、スパイスティーや軽食も楽しめる。
そこから徒歩圏内の「METZGEREI KUSUDA 芦屋店」は、ハムとソーセージの専門店だ。ヨーロッパで修行を積んだ店主がつくる逸品を買い、大切な人への贈り物や、パーティーの一品、ワインとのマリアージュを楽しむのもいい。
METZGEREI KUSUDA
兵庫県芦屋市宮塚町12-19
TEL:0797-35-8001
https://metzgerei-kusuda.com/
ヨーロッパで修行を積んだ店主が手作りするハムやソーセージの専門店「METZGEREI KUSUDA 芦屋店」。ハムやソーセージ、ベーコンなどには肉のうま味を感じられる人気の品。店内にはイートインスペースも併設。
さらに周辺にあるバウムクーヘン専門店「ELEPHANT RING」も足を運びたい店。長年かけて築き上げたレシピをもとに一本ずつていねいに焼き上げる菓子は、舌の肥えたグルメも納得させるものだ
ELEPHANT RING
兵庫県芦屋市大桝町4-20-1
TEL:0797-61-8882
https://elephant-ring.com/
「ELEPHANT RING」では、職人が店頭で1本ずつていねいに焼くバウムクーヘンが購入できる。大量生産ができないため、1日に限られた個数の販売となっている。それだけに、ぜひ手に入れたい価値がある。
芦屋を歩けばほかにも素敵な専門店と出会うことができる。風格ある閑静な街並みの中で、自分だけのとっておきを見つけてみたい。
<共通事項>
※掲載している情報は、2022年2月現在のものです。
※気象状況等により、見頃時期、イベントの開催期間が変動する場合がございます。
※各スポットの詳細はホテルまでお問い合わせください。
※写真はイメージを含みます。